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累(かさね)がこれまで出会った女性と累との関係 [考察]

累がこれまで顔を奪った女性たちとの
関係を簡単に整理してみました。



◆西沢イチカ◆


小学生時代の累はクラスでいつも
イジメの対象になっていました。

5年生の学芸会でシンデレラ役を
やらされたのもイジメの一環です。

イチカは累にとって自分をいじめる
イジメのリーダー。

累はそのくやしさからイチカの顔を
思わず奪ってしまいます。

そして、学校の屋上で「友達」という
言葉に涙した累は、イチカに騙された
ことを悟ります。

自分に突き付けらえたナイフを口に
くわえ、イチカに抵抗します。

結果、イチカはバランスを崩して屋上
から落ちて亡くなります。


この時のキーワードは
「イジメ」と「憎悪」なのです。




◆五十嵐幾◆


高校時代の累も相変らず友達も無く、
クラスの皆からイジメられていました。


ある日その累に演劇の才能を見出し、
友達になってイジメを撃退してくれた
先輩の五十嵐幾。


生まれて初めて友達ができた累に
しばらくは幸せな日々が訪れます。


でも二人はやはり同じ地平に立って
いる訳では無く、同じ星空を見ていた
訳でもありませんでした。


累がその容姿の醜さからイジメられて
いたのに対して、幾はその容姿の美しさ
故、イジメにあっていたのでした。


累はつくづく幾の美しい顔が羨ましいと
感じたのです。


この時のキーワードは
「友情」と「羨望」ですかね。




◆丹沢ニナ◆


高校を中退し、実家で出会った羽生田に
進められ、女優の丹沢ニナと会うことに
なった累。


ニナは美しい容姿を持ちながらも演技は
今一、眠り姫病のおかげで女優生命も
危うい状況に。


二人はそれぞれお互いの目的の為、
顔を入れ替えることになります。

いわゆる契約を結ぶことに。


ニナは累の演技で名声を得ることができ、
累はニナの美貌を手に入れることで舞台
に立ち自分の演技が出来る。



累が自分に替わってオーディションに
合格し、やっと栄光をつかむところまで
来たかと思ったらニナは既に累に自分の
すべてを累に乗っ取られてしまっていた
ことに気がつくのです。


この時のキーワードは
「契約」と「略奪」です。



累は子供の頃のシンプルな思考、行動の
時代から、大人になるにつれ、次第に
より複雑な人間関係へと巻き込まれて
いきます。

そして第4巻では更に同じ血を分ける妹
野菊の登場により、その複雑さも増して
いくことになります。


ますます面白くなっていく「累」から
しばらく目が離せません。


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