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累(かさね)第5巻38話「差しのべられた手」が破滅へ導く? ネタバレ有り [ネタバレ感想]

【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。


◆累 第5巻38話「差しのべられた手」◆


家もなく、友達もいない。

そんな野菊の言葉に戸惑いながら、累は
口紅の効果が切れる時間まであと残り
わずかとなり、このまま一人にしておく
ことはできないと、野菊を自宅へ連れて
いくことを決心します。



例え大切な友人であったとしても、この
家に入れることは自分自身の破滅を招き
かねないことは十分わかっている累です
が、やむを得ません。

自宅では野菊を玄関で待たせて、累は
ニナともう一度入れ替わります。


伝説の女優の淵透世と見まごう美貌を
持ちながら何故こんなに不幸なのか?

累には理解できません。



そこへ羽生田から連絡が入ります。

重たい話だから直接会って話をと言って
家の外に累を呼び出します。

話は累の居所を探っている男のこと。

実家の叔母の峰世のところに今度は
小学校の担任の先生からの電話があった
ようで、天ヶ崎は小学校の担任を訪ねて
いたということ。


この勢いでいくと累が植物状態である
というところまで行きつくのもそう遠く
はない様子です。

でも、羽生田にも累にも何故素性の
知れない男が累の居所を探っているのか
その理由が判りません。

植物状態であることがわかればこれ以上
詮索する理由は無いだろうと考えます。


でもそれは他人だったらの話....



もう一つ、

羽生田は累に大事な話を伝えます。


それは、累の父である、海道与が死んだ
という話。




一方の野菊の方は、天ヶ崎からの連絡を
受けていました。

天ヶ崎から累が飛び降り自殺で植物状態
になったことを知らされます。

そして、累が丹沢ニナのマネージャーの
仕事をしていたことも。



その名を聞いた野菊に衝撃が走ります。

丹沢ニナと淵累....何で繋がるの?


居間のソファから抜け出した野菊は、鍵
の掛けられている部屋の前に立ちます。




◆第38話を読んでの感想◆


いよいよ、累と野菊の秘密がそれぞれ
お互いに暴かれようとしています。


いや、累は野菊と累を探っている男との
接点を見つけていませんから、野菊の
ことを疑っているわけではありません。


むしろ野菊の方が既に累とニナの関係を
疑い始めていますので、野菊の動きが
気になるところです。


丹沢ニナのマネージャーをしていたと
言われている累が植物状態になって、
寝たきりの可哀相な姿に。



そして既に病院にもおらず、実家にも
いない。

ニナの家には何故か鍵のかかった部屋が
ある。



野菊は小さいころ自分の母親が、鍵の
かかる地下室に閉じ込められていたのを
覚えています。


しかも


自分の母親の顔が入れ替わったことも。



だとすれば、


野菊の頭の中では丹沢ニナ=累で確定
ってことですよね。


自分に手を差し伸べてくれた唯一の友人
が、実は自分と母親を長年苦しめてきた
あのイザナの娘だという事実。


なんという運命のいたずらでしょうか。


累だけでは無く野菊もまた、自分に差し
のべられた手を、やっと掴んだと思った
のに....


幸福の絶頂からどん底へ引き落とされる
思いでいることでしょう。



いやあ、早く次の展開が見たいですね。


累(かさね)第5巻38話
「差しのべられた手」が破滅へ導く?
ネタバレ感想でした。



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