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累(かさね)第5巻37話「見ようとしない 見てはいけない」互いの事情 ネタバレ有り [ネタバレ感想]

【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。


◆累 第5巻37話「見ようとしない 見てはいけない」◆


野菊は麻溝という男からつきまとわれて
いました。

麻溝は野菊が先週関係を断ち切った男
なのですが執拗に野菊を追い回します。


別の男性とホテルに入るところに待ち
伏せしていたり、四六時中野菊をどこ
からか監視し、メールを送ってきます。


麻溝はいわゆるストーカーですね。

野菊も麻溝からのメールで携帯が鳴る
度にビクッとして、不安な感情が表に
まで現れてしまいます。


累と会っているときも携帯メールが着信
すると、野菊はビクッと体を強張らせて
しまいます。



そんな野菊を見て、累は心配します。

野菊と会っているときの累は他愛のない
話ばかりすることで、自分の生活とか、
過去の話を出さなくて済み助かっている
のですが、野菊は何故そういった話を
しないのかと不思議に感じていました。


そんな時に男の人からのメール。


しかも野菊は出せず狼狽しています。


大丈夫かしら???



この後、累の心配は現実のものとなった
のです。



累と別れたあとの野菊は、見かけた麻溝
の姿に怯えながら、一人見知らぬ通りを
歩いているうちに、次第に暗い通りへと
進んでしまいます。


天ヶ崎に電話をしても出ません。

思わずニナに電話する野菊。


「ニナ 助けて」


累は野菊に明るい方に向かうように指示
します。

そして、累が警察に連絡をするという
言葉を発したとき、

「駄目!!!」と野菊の強い拒絶反応に
驚く累。

事情を察した累は警察は止めて近くの駅
を目指して野菊を誘導します。



駅に向かって行こうとしたとき、野菊は
人気のない道に出てしまいます。

そこには麻溝と野菊の二人の姿しか人影
はありません。


逃げる野菊に追いつき、後ろ髪を掴んだ
麻溝は野菊に一撃を見舞わせます。


麻溝が倒れた野菊の首を絞めようとした
とき....


間一髪間に合った累はカバンで麻溝の頭
を殴り、撃退します。


麻溝がひるんだ隙に野菊と累は急いで駅
まで逃げ切ることができました。


累は野菊をこのまま一人にしておくこと
もできず、家まで送ることに.....




◆第37話を読んでの感想◆


それにしても野菊の周りには色々と事件
が起こりますね。

野菊の持つ美しさ故の運命なのか、野菊
の周りにはその体目当てのろくでもない
男たちでいっぱいです。


ここまで来ると美しい方が幸せなのか?
美しくない方が幸せなのか?

ちょっとボケっとしていると判んなく
なってきますよね。



「野菊みたいな目に合うんだったら、
やっぱり自分はそれほど美しくなくて
よかったわ」

なーんて、まさか思っていませんよね?




そう思っちゃった人は、もうみなさん
「松浦マジック」にはまっているので
すから。


冷静な頭で考えれば「美しい」方が幸せ
に決まっていますからね。


それがそうも思えないのは奈落の底から
這い出て来た累がつかんでいる現在の光
がとても幸せそうに見えていて、私たち
読者でさえ、「醜い容姿」という奈落の
底の途方も無い寒さや暗さを忘れてしま
っているから。


「松浦マジック」恐るべしなんです。


ん、なんか話が「松浦マジック」の話に
なってしまいましたが、要は読んでる内
にどんどんその作品の中に吸い込まれて
しまってるということなんですね。


やっぱし「松浦マジック」でした。




累(かさね)第5巻37話
「見ようとしない 見てはいけない」
互いの事情 ネタバレ感想でした。


つづく、累(かさね)第5巻38話
「差しのべられた手」は
>>こちらです!<<


>>目次ページはこちらです!<<




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